ライフハッカー（2009年生、母オースミシルク）

ライフハッカー（2009年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「一生＋発火、燃える」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時11歳）と交配したオースミシルクが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の石桜杯(一般C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中春美によって315万円で落札された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

11月6日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3歳（2012年）

2月19日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着を確保した。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着を確保した。

6月10日、中3週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて7着に沈んだ。

8月25日、中5週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4歳（2013年）

4月15日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、五葉山火縄銃鉄砲隊レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイネサムサラに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、田沢湖賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた14戦目は、石桜杯（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブリッジポートを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、絶景北山崎レース（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。