キュールエカシス（2021年生、母キュールエアリス）

キュールエカシス（2021年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「心(仏)+カシス(黒スグリ)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時12歳）と交配したキュールエアリスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木下牧場。主な勝ち鞍は2025年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月8日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3歳（2024年）

1月8日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は今村聖奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

4月21日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加賀山代賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた7戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイゴリュウジンに半馬身届かず2着となった。

10月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた13戦目は、SKE48太田彩夏☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

4歳（2025年）

5月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフミタツアーロンに約14馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月18日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のブラッドショーに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったアタリマエを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月3日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。