ケイビエント（2011年生、母ダンスノワール）

ケイビエント（2011年1月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「桂＋風（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーエンブレム（当時12歳）と交配したダンスノワールが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台コーポレーションから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、山岸桂市によって1,890万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月4日、デビュー戦は西村太一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

10月13日、中9週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は西村太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2014年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

4月20日、中8週で迎えた6戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。