カグヤヒメ（2015年生、母パラダイスフラワー）

カグヤヒメ（2015年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「かぐや姫」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時10歳）と交配したパラダイスフラワーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月18日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

5月13日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメタルカラーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月23日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したディアビオランを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユキノアンビシャスに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月1日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で武士沢友治騎手（7戦1勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

9月23日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で武士沢友治騎手（8戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で武士沢友治騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。