ホウオウマーメイド（2020年生、母サウスティーダ）

ホウオウマーメイド（2020年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人魚」。毛色は鹿毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時7歳）と交配したサウスティーダが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。戦績は、中央平地8戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2023年の霜月特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月18日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月14日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入った。

7月16日、中2週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、リブレリーア賞（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッポウヤブレに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた7戦目は、霜月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のタイセイスパートをアタマ差振り切って断トツの支持に応えた。

4歳（2024年）

4月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg絞って迎えた8戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた9戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

9月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。16着に終わった。

2024年9月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。