リレントレスリー（1994年生、母ダイナトレビアン）

リレントレスリー（1994年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のミュージックタイム（当時7歳）と交配したダイナトレビアンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道標津群中標津町、生産者は中川ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方18戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月23日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月2日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、最後はジャンピングクロスと並んで4着同着となった。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月8日、中6週で迎えた10戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C6-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケセモイモノガタリに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月15日、連闘で迎えた11戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカイヨウオアシスに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

12月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトランプカードに3/4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4歳（1998年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、寿特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノジャガーから9馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノジャガーから6馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、東風特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた17戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイティマウスから1馬身半差の2着となった。

4月20日、中3週で迎えた18戦目は、一般C4-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャックローリーからハナ差の2着に甘んじた。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンセレストをハナ差制して優勝

5月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（9戦4勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月30日、中6週で迎えた22戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（11戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月13日、中5週で迎えた23戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で明神繁正騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターカイヨーに2馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた24戦目は、竹崎大祐騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（14戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた27戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。