マイネルインパクト（2017年生、母マイネヌーヴェル）

マイネルインパクト（2017年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+衝撃」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時15歳）と交配したマイネヌーヴェルが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額5,000万円（50万×100口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月20日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリノブレーヴにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2020年）

3月1日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るベイキングヒートを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3月29日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの大寒桜賞（中京芝2200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月6日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2021年3月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。