ニホンピロソレイユ（2003年生、母ニホンピロサンデー）

ニホンピロソレイユ（2003年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋太陽（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時15歳）と交配したニホンピロサンデーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方33戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上D5三。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

5月28日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

7月15日、中6週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

8月23日、中5週で迎えた3戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったバンブーセリエにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月21日、中3週で迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブラックマドンナをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

10月24日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川進也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックマドンナを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

12月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

3月22日、中7週で迎えた10戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川進也騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D3四（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川進也騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で西川進也騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西川進也騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西川進也騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月4日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西川進也騎手（15戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で西川進也騎手（16戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上D4四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で西川進也騎手（17戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で西川進也騎手（18戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で西川進也騎手（19戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で西川進也騎手（20戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5歳（2008年）

1月3日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で西川進也騎手（21戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で西川進也騎手（22戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で西川進也騎手（23戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で西川進也騎手（24戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で西川進也騎手（25戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月16日、中6週で迎えた31戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で西川進也騎手（26戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で西川進也騎手（27戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で西川進也騎手（28戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上D5四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は25戦連続で西川進也騎手（29戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上D6一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で西川進也騎手（30戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。