オースミホウトク（1990年生、母アラホウトク）

Osumi Hotoku

1990.03.10

オースミホウトク（1990年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴライタス（当時10歳）と交配したアラホウトクが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

7月18日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったイブキダイフクに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月25日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月2日、中7週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアイリッシュロマンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（1994年）

4月30日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月7日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。