エイダイマリア（2000年生、母ユキノサンライズ）

エイダイマリア（2000年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋マリア」。毛色は芦毛。種牡馬のウォーニング（当時15歳）と交配したユキノサンライズが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）東振牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

17歳のとき、東振牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月22日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

9月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、勝ったマジックインゴールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月20日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、極端なハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月22日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、三石ファンクラブ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2004年）

2月13日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-10（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヨイチジャガーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月11日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた9戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中7週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイワフレーズに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。