ナムラバクシンオー（1997年生、母ジャックセレーネ）

ナムラバクシンオー（1997年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時8歳）と交配したジャックセレーネが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳B2。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月8日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

9月9日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、エイユーレジェンドに交わされて2馬身差の2着となった。

9月16日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、サンライズゴールドに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、中1週で迎えた7戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

11月19日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた10戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキラウエアに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月27日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、三陸リアス特別（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月29日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた16戦目は、八幡平特別（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。