メイショウオクヒダ（2014年生、母タキオンピュール）

メイショウオクヒダ（2014年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奥飛騨」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時17歳）と交配したタキオンピュールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって237.6万円で落札された。

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

7月30日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

10月2日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月20日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマートニンバスを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2017年）

3月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で秋山真一郎騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、芦屋川特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で秋山真一郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月28日、中5週で迎えた9戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。17着に終わった。

12月17日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。