コマンダーカツヒメ（2000年生、母シリネラカツヒメ）

コマンダーカツヒメ（2000年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したシリネラカツヒメが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、地方37戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳F21。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

5月5日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2003年）

6月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F52（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイエローナイフに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F42（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルマゲドンに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳F33（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスモールビジネスに7馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラウンモーションに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月24日、中7週で迎えた12戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セルリアンアヴァンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた19戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月4日、約9か月の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C6-2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C6-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

5歳（2005年）

1月2日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

2月9日、中4週で迎えた25戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

2月17日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1230m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C9-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C9-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた32戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた37戦目は、ヤングジョッキーズステージ Round1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。