コンサートツアー（2022年生、母ナスノシベリウス）

コンサートツアー（2022年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「各地を回る音楽の演奏会。母、兄、姉名からの連想」。毛色は芦毛。種牡馬のレイデオロ（当時8歳）と交配したナスノシベリウスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトフアーム。

経歴

デビュー前

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月1日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は減速してしまい18着に終わった。

3歳（2025年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月20日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

5月31日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

2025年6月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。