メイショウオデット（2002年生、母メイショウマリーン）

メイショウオデット（2002年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋バレエのオデット姫」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時14歳）と交配したメイショウマリーンが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の一般C10。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月20日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた3戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

3歳（2005年）

1月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

6月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた6戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシャドウルージュを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた7戦目は、ラウンジJOY杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタツミリンリンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメジロケインに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月11日、中2週で迎えた10戦目は、清流カワセミ賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンジェリーナを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフィールドレディを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目を収める

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた14戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2006年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた17戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。