カジノスマイル（2013年生、母コンペリングリーズン）

カジノスマイル（2013年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋スマイル」。毛色は鹿毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時8歳）と交配したコンペリングリーズンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、井高牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。4歳のとき、井高牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、高篠産業によって97.2万円で落札された。

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月15日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキンシノエナジイに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2016年）

12月17日、約16か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4歳（2017年）

1月22日、中4週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったミカエルシチーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。