ブルーネットスズカ（1986年生、母テルヤヨイ）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

11月26日、デビュー戦は楠孝志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

12月10日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楠孝志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったアイテイサクラにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で楠孝志騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

3歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で楠孝志騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ランフォアロージスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、2着となった。

3月11日、中3週で迎えた7戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったキーストンホープに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

6月3日、中9週で迎えた9戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエーコースバルに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月5日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の牧園特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4歳（1990年）

4月28日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた16戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のフジノアイリスに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

9月1日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミルセイウンを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

9月16日、中1週で迎えた23戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の馬籠特別（中京芝1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の夕月特別（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（10戦3勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5歳（1991年）

5月25日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた29戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の寒狭川特別（中京芝2500m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の博多特別（小倉芝1800m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた32戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の有明特別（小倉芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月22日、中4週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月20日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岸滋彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた36戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。