ワイティシャンハイ（2000年生、母ヤマヒサジョイナー）

ワイティシャンハイ（2000年6月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時11歳）と交配したヤマヒサジョイナーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヤマタケ牧場。戦績は、地方12戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

10月9日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた2戦目は、板倉範明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月20日、中4週で迎えた3戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2003年）

1月5日、中6週で迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雪/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月11日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアダンシングに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマノチトセオーに8馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインターエアストに2馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

5月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノアコンコルドにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャインカシオペアに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナスダックウイングに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月13日、中6週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、エクスカングに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。