ケンセツイチバン（1992年生、母ハヤフクジヤンボー）

ケンセツイチバン（1992年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のヒロタケスター（当時9歳）と交配したハヤフクジヤンボーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は坂元芳春。戦績は、中央平地11戦0勝、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月18日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた3戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた4戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳B1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1995年）

1月3日、中3週で迎えた14戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B2（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳B2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳B2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。