リアルアメリカン（2021年生、母アナアメリカーナ）

リアルアメリカン（2021年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部+母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のリアルインパクト（当時13歳）と交配したアナアメリカーナが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の一般C21。

経歴

デビュー前

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月18日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3歳（2024年）

3月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

5月18日、中9週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

12月27日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg戻して迎えた4戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のチュウワギフトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月4日、中3週で迎えた6戦目は、節分特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、裕紀&菜々ウエディング記念杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、裕☆采結婚6周年記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったグレースレニーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月3日、中3週で迎えた9戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はシャイニングベルと並んで2着同着となった。

4月14日、中1週で迎えた10戦目は、ゴージャス井藤結婚おめでとう杯（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったアマソナに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中1週で迎えた11戦目は、春の大三角賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で筒井勇介騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったエクストラドライに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で筒井勇介騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた13戦目は、C級セレクション（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で筒井勇介騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月23日、中5週で迎えた15戦目は、内海特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、太一&優奈WEDDING記念!（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、還暦記念第60回孝ちゃん生誕祭（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。