ヴェントフレイバー（2021年生、母アモーレエテルノ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハシモトファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、尾田信夫によって3,630万円で落札された。

2歳（2023年）

11月16日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったフェルディナンドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

12月28日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

6月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るイナズマラインを上がり4位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

6月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったケーリーバンドにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

8月2日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた9戦目は、クリスタルクォーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、都電とバラの街あらかわ賞（大井ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。