ウェーブビスケット（2002年生、母スリーピーラグーン）

ウェーブビスケット（2002年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋映画『シ－ビスケット』より」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時8歳）と交配したスリーピーラグーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

9月4日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

3歳（2005年）

1月5日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

2月17日、中5週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の諭鶴羽山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレッドプライムを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

4月10日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。