グランプリグリーン（2001年生、母ノースグランプリ）

グランプリグリーン（2001年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋緑」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時10歳）と交配したノースグランプリが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の花木小百合お誕生日記念(一般C8)。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月3日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では切れる脚を使えず18着に終わった。

10月2日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

4歳（2005年）

4月12日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1300m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキラメキイッパツに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月5日、中2週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、鯉のぼり賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた5戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフレンチブリーズを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

7月20日、中4週で迎えた8戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るイズミノエースを上がり0位の末脚で半馬身差し切って2勝目を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、花木小百合お誕生日記念（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒシダウインドをクビ差振り切って3勝目を手にした。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のホウライトレジャーを半馬身振り切って4勝目をマークした。

11月3日、中3週で迎えた13戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、渡鹿野島シーサイドホテルつたや賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C6（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月15日、連闘で迎えた16戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、CJシリーズ第15戦（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5歳（2006年）

1月3日、中2週で迎えた17戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（11戦4勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（12戦4勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。