カルカリア（2004年生、母Spain）

Calcaria

2004.04.19

カルカリア（2004年4月19日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「かかと、石灰（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のStorm Cat（当時21歳）と交配したSpainが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のりゅう座特別(一般C1三)。

経歴

デビュー前

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2007年）

11月30日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は491kg。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のマヤノムテキオーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳戦のプリムラ特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったネンガンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

4月10日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のテンマクロカゲに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2-14 15（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のハッピースイーブに3馬身の差をつけて制した。

5月16日、中2週で迎えた5戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナスノシェーバーを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

6月1日、中1週で迎えた6戦目は、かんむり座特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るロッキーダンサーをクビ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

6月22日、中2週で迎えた7戦目は、りゅう座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスパイシーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5歳（2009年）

9月12日、約15か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の浦安特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦4勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。