シナノエブロス（2003年生、母プリンセスジョリー）

Shinano Ebros

2003.05.11

シナノエブロス（2003年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエブロス（当時17歳）と交配したプリンセスジョリーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は宮本 正利。戦績は、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮本正利から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

高月由次厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2005年）

12月22日、デビュー戦は金子正彦騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（2006年）

1月27日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月30日、中4週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったシルバースペクターに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中2週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスパイダーを3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のミウラボーイに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の朝顔特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。