カカボジャイアント（2012年生、母バイオレットスズカ）

カカボジャイアント（2012年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時10歳）と交配したバイオレットスズカが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大作ステーブル。戦績は、地方29戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、大作ステーブルから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

宇野木博徳厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2014年）

7月16日、デビュー戦は半澤慶実騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサンライズ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3歳（2015年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアメリカンボーイを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月23日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の夏木立特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で藤江渉騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた17戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた19戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（13戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月31日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた23戦目は、3歳戦の江戸川区のおいしい小松菜賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（14戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた24戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（16戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた27戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、よこすか海軍カレー特別（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

4歳（2016年）

3月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、幸手桜のトンネル賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた29戦目は、リスの家リニューアル記念（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。