サトノカルナバル（2022年生、母リアリサトリス）

サトノカルナバル（2022年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+謝肉祭(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時10歳）と交配したリアリサトリスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2024年の函館2歳ステークス(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「ノーザンファームミックスセールサラブレッド当歳」に上場され、里見治によって9,240万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月22日、デビュー戦はD.レーン騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデアマトローナに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月13日、中2週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノラヴァンダを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

3歳（2025年）

2月16日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上はD.レーン騎手（1戦1勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのパラダイスステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に敗れた。