エクストラドライ（2021年生、母エクストラペトル）

エクストラドライ（2021年1月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「シャンパンにおける辛口の味わい。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時18歳）と交配したエクストラペトルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2024年のサザンカ賞(一般C11)。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月23日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。17頭立ての7番人気で18番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

3歳（2024年）

1月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月8日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

7月13日、中4週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月3日、中6週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップライム賞（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ランスオブプライムにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月6日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、サザンカ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシェリングフォードをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

11月29日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた7戦目は、初雪特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた8戦目は、祝!溝口今男還暦記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したグリグリグリジロウを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4歳（2025年）

1月10日、中1週で迎えた9戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、シノノメに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた10戦目は、柿本を見にきた40歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。