エイコーロータリー（1994年生、母ブゼンアルコ）

エイコーロータリー（1994年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラロータリー（当時10歳）と交配したブゼンアルコが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は富田恭司。戦績は、地方27戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の全日本リーディングジョッキー(B3)。

経歴

デビュー前

高岩隆厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1996年）

9月9日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタゴマイスターからハナ差の2着に甘んじた。

10月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシャコースパートに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のゴールドジュニアー（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1997年）

2月1日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタゴマイスターからハナ差の2着となった。

3月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のさくら草特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のアマリリス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田秀治騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のひなげし特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早田秀治騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の紅バラ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で早田秀治騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウシュウヤングからアタマ差の2着に惜敗した。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、鞍上は10戦連続で早田秀治騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のあやめ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で早田秀治騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーエンドをアタマ差制して2勝目を手に入れた。

7月23日、中3週で迎えた12戦目は、パームツリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で早田秀治騎手（11戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で早田秀治騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた14戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードリングに2馬身半の差をつけて優勝

9月30日、中2週で迎えた15戦目は、ムーンライトカップ（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（13戦2勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。15着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた16戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（14戦2勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた17戦目は、3歳G2のスーパーダートダービー（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（15戦2勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた18戦目は、ノースウィンド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（16戦2勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1998年）

10月28日、約10か月の休養明けで迎えた19戦目は、荒山勝徳騎手を鞍上に迎えて、コメット賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のノベンバー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた21戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた22戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5歳（1999年）

1月19日、中3週で迎えた23戦目は、サンドストーム賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（17戦2勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた24戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

2月28日、中1週で迎えた25戦目は、春暖賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた26戦目は、爽春賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（18戦2勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた27戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。