アイティーテーラー（2020年生、母コウエイレディー）

I T Tailor

2020.05.21

アイティーテーラー（2020年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「情報技術+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したコウエイレディーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富菜牧場。主な勝ち鞍は2023年の一般C26。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

7月23日、デビュー戦は川端海翼騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

8月26日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの西海賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で川端海翼騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のライコウノキセキをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、時雨月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本一心騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。