オーシャントゥビー（2011年生、母ミサトサンデー）

オーシャントゥビー（2011年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大洋＋馬主名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時15歳）と交配したミサトサンデーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月25日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

9月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3歳（2014年）

1月11日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた5戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた6戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

10月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、日高山脈チロロ岳賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2015年）

4月23日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったノアブギーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、うらかわ馬フェスタ賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、美幌観光和牛まつり賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた18戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた19戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた23戦目は、北のフルーツ王国よいち賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた24戦目は、八木直也騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた25戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた26戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は八木直也騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた28戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で八木直也騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5歳（2016年）

1月1日、中0週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で八木直也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で八木直也騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた31戦目は、ピーチャン号名古屋競馬出走記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で八木直也騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリージュに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。