ハッピーウィズユー（2022年生、母フェアエレン）

ハッピーウィズユー（2022年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「君ありて幸福。赤いゼラニウムの花言葉」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時12歳）と交配したフェアエレンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月6日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

3月1日、中7週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

5月4日、中8週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハイゼンスレイを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月15日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山武史騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で横山武史騎手（5戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。