ウナズキ（1998年生、母カムイローザ）

Unazuki

1998.03.18

ウナズキ（1998年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時17歳）と交配したカムイローザが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

10月13日、デビュー戦は宇田登志夫騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2002年）

3月20日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、岩永健二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヴイコールに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月29日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永健二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月3日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永健二騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユメノカサブランカに1馬身1/4の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

5歳（2003年）

3月11日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩永健二騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したデクステラスを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩永健二騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェッカーフラッグを上がり0位の末脚で半馬身差し切って3勝目を収める

4月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩永健二騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩永健二騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるディアマンノワールを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩永健二騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた12戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユメノカサブランカを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月3日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岩永健二騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテイエムジョリーズを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永健二騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のディバインゴールドを3/4馬身振り切って制した。

8月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C5-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永健二騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7歳（2005年）

5月2日、約21か月の休養明けで迎えた16戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。