ナナタロウ（2002年生、母キーパーソン）

ナナタロウ（2002年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「愛犬の名」。毛色は芦毛。種牡馬のティッカネン（当時11歳）と交配したキーパーソンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

4月29日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスレバルナから2馬身差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカリスタドルフに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月7日、中8週で迎えた3戦目は、2歳オープンのエアジハード賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月14日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのヘクタープロテクター賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのフサイチコンコルド賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月29日、中7週で迎えた7戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 雪/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2005年）

1月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスーパースクープを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

2月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた10戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの’05サンライズチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた14戦目は、ゴールドラッシュ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、サッカーボーイ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホッカイブローニーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアステリズムをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

7月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宮崎光行騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた21戦目は、Aiba函館港町開設記念特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2006年）

5月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。