アイアングリーン（2005年生、母ピールオブサンダー）

アイアングリーン（2005年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鉄＋緑」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時13歳）と交配したピールオブサンダーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害18戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

7月7日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では生来の負けん気を発揮してどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3歳（2008年）

1月5日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

4月6日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（5戦0勝）。17頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（6戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

7月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に敗れた。

4歳（2009年）

1月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた12戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた13戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた14戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月2日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロスパイダーから6馬身差の2着となった。

7月4日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月26日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2010年）

3月14日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg絞って迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月24日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で林満明騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で林満明騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。鞍上は9戦連続で林満明騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で林満明騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマモグレアーから5馬身差の2着となった。

9月4日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノヨウスケからクビ差の2着に惜敗した。

10月3日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（12戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーベルスターから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中3週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（13戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2011年）

1月29日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（14戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に終わった。