ヤマチョウスパーク（2009年生、母ピンポイントクロス）

ヤマチョウスパーク（2009年3月3日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「屋号より＋火花、放電」。毛色は鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時10歳）と交配したピンポイントクロスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）シンユウファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の二十間道路賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンユウファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月3日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（2012年）

3月17日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

7月5日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマキハタテフロンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、豊似湖賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、グッドグラッドに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

9月27日、中7週で迎えた6戦目は、とんがりロード賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったベルベットメドウに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月24日、中3週で迎えた7戦目は、ひだか特産市賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るフェールボーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったグレンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4歳（2013年）

5月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、リボンナポリン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた10戦目は、二十間道路賞（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のカンタベリームーンをアタマ差振り切って3勝目を挙げた。

6月26日、中3週で迎えた11戦目は、羽幌プレ・サレ焼尻賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月25日、中3週で迎えた12戦目は、支笏湖湖水まつり特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた13戦目は、夢酎倶楽部賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で桜井拓章騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、メジャークインにクビ差交わされて2着となった。