ザプレイヤー（2009年生、母ゴールドアンサー）

ザプレイヤー（2009年4月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「祈り」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時17歳）と交配したゴールドアンサーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、地方14戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の一般C3六。

経歴

デビュー前

川西毅厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2012年）

9月21日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は461kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた3戦目は、笠原佑一誕生日記念（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したウォーターセブンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、一般C26（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

4月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブファクトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、山中漆器祭特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したサクライダテンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、実咲ちゃん3歳になったね!（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のボサノヴァに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月28日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ハクサンフォレストに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、苔玉作り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティアラタワーに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カズトヨドリームにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月14日、中1週で迎えた13戦目は、大聖寺灯ろう流し特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5歳（2014年）

4月8日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（8戦3勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。