ハッピイゴット（1989年生、母ピローハルナ）
Happy God
1989.05.12
ハッピイゴット（1989年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時15歳）と交配したピローハルナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は工藤 俊弥。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の一般D2ロ。
経歴
デビュー前
佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1991年）
12月7日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
12月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
3歳（1992年）
3月21日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入った。
4月19日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。
7月25日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユキノチューリップに半馬身届かず2着に敗北した。
8月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。
10月10日、中7週で迎えた7戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
11月8日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
4歳（1993年）
9月19日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮﨑謙一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮﨑謙一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮﨑謙一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮﨑謙一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮﨑謙一騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（1994年）
11月27日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
6歳（1995年）
7月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた17戦目は、野元栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野元栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元栄二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ホ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元栄二騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイマイティに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
9月12日、中3週で迎えた21戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元栄二騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったストリームライナーから半馬身差の2着に敗北した。
9月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般D2ハ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野元栄二騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーユーシュンからクビ差の2着に甘んじた。
10月8日、中1週で迎えた23戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般D2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィクトリチャイムに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。
11月7日、中1週で迎えた25戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。