カミノパワー（1998年生、母ダイナミイータ）

Kamino Power

1998.05.05

カミノパワー（1998年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時18歳）と交配したダイナミイータが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月27日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルハンサムをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下の飛梅賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダークウィザードを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下のたちばな賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2002年）

3月2日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。