チェリーラブ（1994年生、母ターンツーダイナ）

チェリーラブ（1994年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時12歳）と交配したターンツーダイナが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地10戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の豊橋特別(500万下)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

2月1日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシアトルプリンスに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下のれんげ賞（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5月3日、中5週で迎えた5戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のなでしこ賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原田聖二騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稟性の敢闘精神でゴールまでタレずに走り切り、4着に入り込んだ。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で原田聖二騎手（6戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（1998年）

4月11日、約9か月半の休養明けで迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のリトルシェーバーに2馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。