タイセイアズーロ（2022年生、母グロッタアズーラ）

タイセイアズーロ（2022年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+青(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したグロッタアズーラが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はアイズスタッド株式会社。主な勝ち鞍は2025年の日本軽種馬青年部連絡協議会賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アイズスタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月1日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

4月12日、中9週で迎えた2戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

7月17日、中3週で迎えた6戦目は、リコリス特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、SORACHI1984賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬青年部連絡協議会賞（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアースウルフをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、グランシャリオドリーム64（門別ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。