シックスティーズアイコン（2003年生、母Love Divine）

シックスティーズアイコン（2003年2月16日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGalileo（当時5歳）と交配したLove Divineが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外17戦8勝。2006年のセントレジャーステークス(英・G1)に勝利した他、2007年のジョッキークラブステークス(英・G2)を制するなど、G1級競走1勝を含む重賞6勝を挙げた。

経歴

3歳（2006年）

4月18日、12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月8日、11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のFleeting Memoryに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月3日、3歳G1のダービー（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月23日、3歳G2のキングエドワード7世ステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のJadaleeに1馬身3/4の差をつけて重賞ウィナーの称号を手にした。

9月9日、3歳G1のセントレジャーステークス（イギリス・ヨーク芝2795m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のThe Last Dropに2馬身半の差をつけて初のG1タイトルを掴み取った。

10月1日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でL.デットーリ騎手（2戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2007年）

5月6日、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。鞍上は4戦連続でL.デットーリ騎手（3戦2勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のAdmiral's Cruiseに3馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルをつかんだ。

6月1日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。鞍上は5戦連続でL.デットーリ騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月12日、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（2008年）

5月4日、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったGetawayから3馬身3/4差の2着に敗北した。

5月22日、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のSweet Lillyに5馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月18日、G1のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月1日、鞍上はJ.ムルタ騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のGalactic Starに1馬身の差をつけて同レース4勝目を挙げた。

8月16日、G3のジェフリーフリーアステークス（イギリス・ニューベリー芝2671m）に出走。鞍上は2戦連続でJ.ムルタ騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のTempelsternを短アタマ差制して5つ目の重賞タイトルを手に入れた。

9月28日、鞍上はL.デットーリ騎手（7戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のSugar Rayに2馬身1/4の差をつけて同レース5勝目を挙げた。

10月25日、ブリーダーズカップ・マラソン（アメリカ合衆国・サンタアニタダート2414m）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月30日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はJ.ムルタ騎手（3戦2勝）。17頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。