ハローウエスト（1991年生、母クイーンウインド）

ハローウエスト（1991年3月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時15歳）と交配したクイーンウインドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方5戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の一般D3ニ。

経歴

デビュー前

佐藤勇厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月7日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は510kg。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（1994年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

6月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

8月7日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で梅野信一騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で梅野信一騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

11月23日、中6週で迎えた10戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（上山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったツジノラガーから3馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C4（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったツジノラガーから3馬身差の2着に敗北した。

4歳（1995年）

4月18日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったザオーセイザンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般D3ニ（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワンツーステップに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月10日、連闘で迎えた14戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。