ベストプレゼント（2016年生、母サフランキセキ）

ベストプレゼント（2016年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高の贈り物」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時18歳）と交配したサフランキセキが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はトド岩高原銀河農場物語（有）。主な勝ち鞍は2018年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、トド岩高原銀河農場物語から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、新井康司によって324万円で落札された。

保利良平厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2018年）

10月30日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマッチョサスポに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月20日、中2週で迎えた2戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

12月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（2019年）

1月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた8戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1230m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた10戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（5戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた12戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた13戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた19戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木本直騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた22戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木本直騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプリマヴェージを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスマイルヴィオラに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月9日、中1週で迎えた25戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、いつもの処開店特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた27戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

2019年12月4日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。