サンダーワイルド（1990年生、母ブルーゲイル）

Thunder Wild

1990.04.25

サンダーワイルド（1990年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のニシノライデン（当時9歳）と交配したブルーゲイルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道天塩郡遠別町、生産者は八巻 実。戦績は、中央平地14戦0勝、中央障害3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

3月6日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、最後はエビスハクラクと並んで5着同着となった。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた3戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

6月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた8戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月13日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（1994年）

5月1日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた13戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月19日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた16戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクセツゴールドからクビ差の2着となった。

8月21日、中3週で迎えた17戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。