ヤマノブロッサム（2015年生、母オレンジティアラ）

ヤマノブロッサム（2015年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時16歳）と交配したオレンジティアラが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2018年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、澤村敏雄によって615.6万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

11月19日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

3歳（2018年）

2月18日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のデビルズヘアカットに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月7日、中1週で迎えた5戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤシンス賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の水沢競馬場桜並木賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた9戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシャクヤク賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。