ウインスペリオル（1997年生、母Coral Fury）

Win Superior

1997.04.02

ウインスペリオル（1997年4月2日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のFairy King（当時15歳）と交配したCoral Furyが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額6,000万円（30万×200口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

11月14日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2001年）

6月9日、約19か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた3戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

10月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上500万下の小千谷特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の久慈川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。