アッパーミドル（2005年生、母タカトモアップ）

アッパーミドル（2005年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「中の上」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時17歳）と交配したタカトモアップが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（有）高友産業。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

3月8日、デビュー戦は池崎祐介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は404kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池崎祐介騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

5月18日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池崎祐介騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

7月20日、中8週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で池崎祐介騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

9月27日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロマンフィールズに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月6日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、馬っこパーク・いわて杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた11戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月14日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた14戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4歳（2009年）

1月12日、中1週で迎えた16戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 雨/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったスタイリッシュアイに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上D5一（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。