リューデスハイム（2021年生、母グリューヴァイン）

リューデスハイム（2021年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ドイツのライン渓谷にあるブドウ畑に囲まれた歴史ある街。母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のNew Year's Day（当時10歳）と交配したグリューヴァインが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたビップジーニー決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2024年）

2月17日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でB.ムルザバエフ騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のギフテッドドリームに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月6日、中6週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でB.ムルザバエフ騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったムルソーに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中1週で迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

6月22日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったタイトニットにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサハヤウォルズに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

9月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のワンダーブレットに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月10日、中5週で迎えた9戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアムラッキーライラックカップ（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。