ユールメイキット（2020年生、母ザッツザウェイ）

ユールメイキット（2020年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「君ならできる。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドシップ（当時11歳）と交配したザッツザウェイが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 23。

経歴

デビュー前

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

4月15日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は400kg。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月27日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

9月28日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた4戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の仕事募集中声優ナレータ長塚佳子（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた5戦目は、一般C26（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた6戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、ニンジンちゃん誕生二周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、C2-27組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた10戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた11戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、笑門来福賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた12戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2 27（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルカーラに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、一般C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 23（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユーデモニクスを上がり2位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

3月23日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2 16（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 16（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。